ジャクソンホール会議 パウエルさんの発言

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どうもぬぅです

今週のまとめ含めて、ジャクソンホールでのパウエルさんのコメント、
今後の展開など自分のシナリオ書いてみる

たくさん速報で流れているから、既に情報は知っていると思うが、
以下はBloombergのNEWSから

結果は市場の予想通りで、今年中にテーパリングの開始ということで発言があった。

このことについては、今後のFOMCにて決定されることになると思うが、
まずは次回の雇用統計が一つの目安となるだろう。
ここで市場予想を上回るようであれば最速でテーパリングの実行に行くことになるのではないかと。
次回は9月3日21:30に発表。

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そして今回パウエルさんの発言で素晴らしいと思った点で、同時に利上げについて語っている部分だ
これもそもそも市場では織り込み済みだったかと思うが、瞬間的なインパクトはすごく抑えられたのではないかと思う。
2008年のリーマンショック時の失敗を元にかもしれないが、個人的にお見事と思った

さてテーパリングは始まることはリアルになってきたが、次の焦点は利上げの時期かと思う。
そもそもテーパリングは買入プログラムの縮小の話で、具体的な方法は今回発表されていない。
多くの投資家の皆さんもここについて語られている方は多いが、基本的には月々の買い入れの費用を減らしていくというものかと思う。
今は米国債と住宅ローン担保証券の買い入れを月額1200億ドル(約13兆円)で進めているが、これをいきなり0にすることはなく、100億ずつ毎月へらしていくなどの期間を設けることになる。
どう考えても早くてその期間は半年、、、半年もないかと思うこの速さだとやはり市場への影響がある
仮に10月からテーパリングが始まって、来年の8月までにテーパリングを完了させたとしても、利上げのタイミングは2022年の後半になる。
パウエルさんの発言を振り返ると、利上げに関しては
「見込まれる資産購入縮小のタイミングとペースは、利上げ開始時期に関する直接的なシグナルを送ることを意図するわけではない。利上げ開始については、われわれは異なった、そしてより一層厳しい基準を明確にしている」
と、かなり慎重かつ厳しい基準を設けているようだ。
インフレについても一過性の原因となる部分の話をした。ここは以前から一貫してそう語っている。

ここから見えてくる当面のシナリオとして、やはり米株はまだまだ上がってくるのではないかと考える。ゴールドマンなどの強気の予想もあり今年年末に向けての株価の動きは上昇だろう。
金利もここ最近落ち着きを見せているので、今後動きが崩れてこなければだが。

9月は個人的にアノマリーもあるので一度嫌な時期が来るのは絶対だと思っている。
そもそも上がり続ける相場はない。
絶好のオプションの仕込み場だと考える
ドル高はいったんこれで終息するのかな?

来週は雇用統計が楽しみだ
ではでは

ぬぅさん

nuuinvestor.com

ライブドアショックでやられて投資をやめていたが、2020年より再度もう勉強の末に投資家として復活!今は米株オプションを中心に、米株、FXをやってます!

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