実践トレードレポート 結果報告 衝撃の惨敗AMZN

どうもぬぅです

先日SQ日に仕込んでたAMZNオプが、強制決済されて大きな損失に、、、
ちょっとかなり特殊な事例なので、報告かねて説明
気を付けるべき事例なのでどうせならしっかり報告して、しっかりモノにしてほしい。

正式な負債額は出てきてないが、多分30万ほどの損失を出している。
週明けにIB証券から正確な数字が出てくるはずなので。

まずAMZNの株価の動きを以下のチャートにて見てほしい。
大きく窓を開けている部分が決算後の動きとなる。

20210821amzn

緑の線が引いているのが、持っていたオプション
3200プット 売り
3140プット 買い

のクレジットスプレッドポジションとなるのだが、
結果的に3199.95の終値となりITMした。
しかしITMしたもののSQでの満期を迎えることによって、
本来0.05ドル分の負けで済むはずがなぜか、このような結果に

実は、IB証券のシステム的な話が大きな損失を生んでいる。。。

売りポジションの証拠金不足による強制決済が原因だ。
しかも実際はまだ証拠金が必要とされてない時に実行されている
それが悔しくてたまらない。。。

まずオプションの特性なのだが、売りポジションは権利行使される可能性がある。
これはどういうことかというと、その時の値段で強制的に株を売らされるというものだ。

例えば上記3200ドルの売りポジションだが、ITMして株価が3150ドルになったとしよう。
この場合買い手は権利行使することによって
株価が3150ドルなのに3200ドルで売る権利を買っていたので、株を3200ドルで売ることができる。この場合売り手だった3200ドルの権利を売った自分が株価の差額を支払うという事象が起きる。これが損益無限大といわれるオプションの実態。
3150ドルで取引しているのに、3200ドルで売らないといけないということ

そしてポジションはレバレッジ100倍になるので株式にすると100株の取引となる。
例えば50円ドルの差額が出た場合
50ドル × 100枚 = 5000ドル(約55万)
これがまず確実な損失部分となる。

更に3200ドルの株式を100株持つことになるので
3200ドル × 100枚 = 320,000ドル(3520万)
そう一時的ではあるが、この膨大な株式を持つことになるのだ。
※オプションの売りは権利行使されると株式を持つことになる。

これを未然に防ぐためにIB証券のシステムは事前に強制決済を行うのだが、
なぜか大きな金額のところで決済されてしまっていた。
これは実際に自分の資金では3500万もの株式を売買できないよね?
じゃあ、決済してその可能性を消すよというもの。
SQ満期でオプション価格が確定する2時間前の決済負債が大きくなる場所で

もちろんこれはシステムの内容をしっかり理解できてなかった自分のせいではあるが、
ここはオプションの難しいところだ。
2時間前に負債30万オーバーで、満期まで耐えれれば最大利益から少し減った利益となっていた。
まさに天と地獄の事例。

株価の高い銘柄は特にこういったことが起こりやすいとのことで、
今後これを肝に銘じてトレードを行っていく。

ずっと勝ってきてたのに、近々利益を無駄にしたトレードでした
失敗は成功への道としてかんばります

ではでは

ぬぅさん

nuuinvestor.com

ライブドアショックでやられて投資をやめていたが、2020年より再度もう勉強の末に投資家として復活!今は米株オプションを中心に、米株、FXをやってます!

コメント

コメントを残す