
どうもぬぅです
明日からオリンピック、全然実感わかないが都内は交通規制がちらほら
今日はオプションにあるアメリカンタイプとヨーロピアンタイプの事を
書いていくので見てほしい
個人的にもあまり気にしたことが無いのだが、取引する商品によって
上記の2種類が存在すると思ってほしい。
・米株取引の方は基本的にアメリカンタイプとなる。
・指数取引の方は商品によりヨーロピアンタイプとなる。・
・CME通貨オプションには両方がある。
アメリカンタイプとヨーロピアンタイプの違いを書いてみる。
アメリカンタイプ
満期日先日の夕方までいつでも権利行使ができるタイプのもの。いつでも決済できるということ。
満期日の金曜日、米NY時間15時に満期となる。
代表的なのは米株オプション
ヨーロピアンタイプ
満期日にしか権利行使できない。
満期日の金曜日、米NY時間10時に満期となる。
代表的なのはにっけい225オプション
取引されている多くはアメリカンタイプのもので、出来高の98%を占めるとのこと(CME)
何よりヨーロピアンタイプより5時間も長く取引できるのもメリット
少し専門的な話になるが通貨では以下の様に表示される(CMEより)
「E」がユーロ/米ドル、「U」が8月限、「8」が2008年という意味です。
一方、ヨーロピアンタイプは識別コードに「X」という符号が含まれます。
例えば、オプションの識別コードが「XJZ8」なら「X」がヨーロピアンタイプ、
「J」が日本円/米ドル、「Z」が12月限、「8」が2008年という意味です。
この辺は特に自分は気にしたことが無いので必要になったら更に追い込んでみる
参考までに以下為替オプションの早見表だ
見ると分かるが、ほぼアメリカンタイプとなっている。
アメリカンタイプでオプション売り手は一つ気を付けないといけないこともある。
ITMした時だ
オプションの売り手は、買い手にいつでも権利行使される可能性がある。
それがITMすると確率も高くなる。
上記のイメージの事を、買い手の気持ちで書いてみる。
市場が280ドルの株価で動いていた時。
権利行使価格250ドルの売りオプションを5ドルで買いました。
その後株価は200ドルになり、
買い手はSQ日前に250ドルで売れる権利を行使することに。
最終的に250ドルの株を売り、差額分50ドル(×100)の利益を得ました。
となったとき、売り手がどうなっているかというと
250ドルで株を買う権利を行使されたので、250ドルで買い手から株を買いとり、市場より高い価格で株を買いとることになりました。
上記の様に株が手元に残るという現象がまれに起こることがある。
この場合株価がさがり続けていると損失もでかくなるので、株を早く売り抜けないといけない。
このような場合は気を付けなければならない
ただし、権利行使されたほうが良いパターンなどもある。
それはタイムディケイやIV上昇によるオプションプレミアムの上昇などから
権利行使されたほうが損失が低くなる場合オプション変動の方が大きい場合だ。
これは少し別の話なのでまた今度
では本日はここまで!
アメリカンタイプとヨーロピアンタイプの話から少し後半それてしまったが、
サブ知識として覚えておいてほしい
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