
どうもぬぅです
とうとう訪問者が1100人を超えた
専門的な話が多いのであまり定着は無いけど見ていただけるだけで感謝
今日はそんな中、リスクヘッジのことをまとめようと思う
使うのは日経225での取引なのだが、日経225と言えばレバレッジ1000倍と、
値動き次第では結構大きな含み損を抱えてしまう
そんな時に使うのがデルタ数値と先物ミニなのだが、
この関係性が面白い
少し例と共に紹介する
日経225をオプションの売りポジションで説明する
デルタは株価と権利行使価格に影響して動いていく。
日経平均現在の価格が約30000円、これをベースに権利行使価格25000円の
コールオプションを売った場合にデルタ数値の動きを見てみよう
例
株価30000円
権利行使価格25000円のコールオプション売り
デルタ -0.1
コールの売りポジションの場合は株価がさがってくると利益になってくるのだが、
株価が上がっていくと損失が増えてくることになる。
そうするとデルタは増えていくのだが、仮に1000円の高騰があった場合、
例
株価31000円
権利行使価格25000円のコールオプション売り
デルタ ー0.2
デルタの数値も変化していくことになる。
デルタの動きは基本0を基準に株価の動きによって近づいたり離れたりすることになる。
このデルタ数値0.1(-0.1)の動きに対して、先物ミニの1枚を0.1とするのが
先物デルタヘッジの考え方だ
デルタ数値0.1(-0.1)=先物ミニ1枚
上記の例の場合だとデルタ値はー0.2となっており、更に株価が上がっていくことが
予想されればデルタ値はー0.3、-0.4とマイナス方向に拡大することになる。
こうした損失が拡大が予想できる時に、
この数値をその時点先物を売買しデルタ値を実質0にするというのが
先物ミニを使ったリスクヘッジだ。
デルタ値ー0.2の時点で先物ミニを2枚買う(+0.2)することで
デルタ値は実質0という意味を持つ。
仮に株価がこの後上がり続けても、損失はそれ以上広がらないことになる。
自分も整理するのに少し手間がかかってしまい、うまく説明できているかわからないが、
用はデルタを0にするということがポイントとなる
ここからはサブ知識だが、
デルタがどのように動くのかを図にしたのが以下だ(※買いポジション)
ちなみに売りの場合は右の曲線図が上下が反転するのでそこも注意が必要だ
※図1
グラフを見てもらうと分かるように、
デルタの数値はATMを中心に原資産価格(株価)がOTMかITMで変わってくる
のがわかる
またタイムディケイ(時間価値)やIVによってもデルタ値は変わってくる。
下の図はタイムディケイによるデルタの動き。
※図2
実は自分もまだここまでのことになったことが無く、
実際に実行したことが無いのだが知識として持っておくと下落の対応ができるので
しっかり頭に入れるためにも今回まとめてみた
またそのようになった場合は実践トレードにて紹介できればと思っているが、
上記がデルタを使ったリスクヘッジの考え方だ。
米株オプションで使うことはほぼないが、レバレッジの大きい日経225オプションなどは
損失が拡大を始めると大きいのでこのような手法を使うことになる
ではでは
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