学びの雑談 ゾーン⑩

どうもぬぅです

本日はゾーンシリーズ⑩

信念がトレードに及ぼす影響

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いよいよ最終段階に入ってきた
早速振り返ってみよう
第1章ではトレードに適した姿勢と信念の習得の話があった。
第2章ではマーケットに向き合うために自分の行動を支配する必要性の話があった。
第3章では成功に必要な勝つための姿勢の第一歩、責任を取る意味の話があった。
第4章では一貫した勝つ姿勢を身に着けるためにリスクを本当に理解する心得の話があった。
第5章では認識の力学という分け隔てなく市場を見るための心得の話があった。
第6章では何事も起こりうるというマーケットの観点での柔軟な姿勢の話があった。
第7章では確率を理解し一貫性を構築するための心構え根本的真実5つの要素の話があった。
第8章では根本的真実5つの要素を踏まえた信念というものとの向き合い方の話があった。
第9章では信念の性質は記憶の蓄積から生まれる言語概念のエネルギーだと話があった。

第9章の信念の性質がどの様なものなのか理解したうえで、
その信念がトレードに及ぼす影響のプロセスがこの章では書かれている。

信念とは記憶(経験)から連想され言語となってエネルギーを持っているということを
今一度認知してほしい。このあとにこのエネルギーというものが重要になってくる

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本の中から例を取り上げると
・過去に犬に襲われた記憶(経験)がある。
・その経験からすべての犬は怖い(言語、概念の構造的エネルギー【マイナス】)
・そのエネルギーから犬を避ける行動をとる(エネルギーによって行動が引っ張られる)

上記が信念の持つエネルギーが行動に影響する流れだ。
例ではマイナスエネルギーとして書いているが、プラスももちろん存在する

このことからトレードに及ぼす影響が何なのかは想像がつくはず。
・トレードで負けた経験がある。
・自分の考えが正しいかわからなくなる。
・せっかくのチャンスが来ても自分を信じれず生かせない

本の中ではこのようにシンプルには書いてないが、概ね流れとしてはこういうことだ。
P256に書かれている信念の基本的性格を書き出してみる。
前章にあった5つの根本的真実を機能させるために理解しなければならない信念の性格

1 信念はまるで独立しているかのような性格を持つ。そして現在の形を変えようとするいかなるフォースにも抵抗する。
2 すべての活動的信念が表現を求める。
3 心の環境に存在することを意識的に認知するか否かに関わらず、信念は機能し続ける。

上記はパッと読むと難しく感じるだろう。実際に行われる信念の動きを認識すれば難しくはない
P256から上記のことを細かく説明しているので必読

1は自分的な説明をするのであれば、結局は信念が無ければ人は行動できないもので、その信念はこれまでの経験を踏まえた自分の意識下にあるエネルギーだとおもう人を突き動かすエネルギーだだたそれを常に意識しているわけではなく、自分の中に存在しているものなのだ。
形を変えようとするものに抵抗するとは簡単に言えば強い自我で、納得できないものをどれだけ説明されても納得できないことは誰にでも経験があるだろう
おいしくないと認識しているものを、どれだけ説明されてもそこには強い抵抗のエネルギーがあって、それが強く作用している
そう何をとっても信念とはエネルギーなのだ
本では信念のエネルギーを非活性化する事が書かれている
上記の過去の経験からおいしくないという信念エネルギーがあるとして、強い抵抗があったが実際に食べたらおいしかったとなったとき、おいしくないとい信念エネルギーは非活性化し、更においしいという前向きな信念エネルギーへと変化する。このエネルギー転換の話わかるだろうか?

信念を効率的に転換する秘訣は「理解」だと書かれているが、上記の例もその食べ物に対する理解だ
詳しくはP256~260でチェック
ちなみに今回の章は強く強く自分で読解することを押していく

2は活動的信念非活動的信念の二つに分類されることがまず書かれている。
信念が作動を始めるのは疑問や質問が目の前で明確になった場合だ。それまで何も反応しなかった信念に、例えば自分の作ったものに対して否定的意見が出された場合に、信念は初めてその否定に反応して動きだす。そして動き出した信念はどんどんその影響を強くする。
もちろんプラスの例もある。意識してなかったのに異性からきれいだね、かっこいいねと声を掛けられたら、それまで動いてなかった自分はきれいなんだ、かっこいいんだというプラスの信念が働く。

少し説明が脱線するかもしれないので本の内容に戻る。
本より抜き出すが
信念が意図・目的・夢・意欲・願望と矛盾したとき何が起こるか?そうした矛盾に込められた意味は、私たちのトレードに深い影響を及ぼす可能性がある。

全ての説明をブログでするのは難しいので、上記の答えとなる部分にフォーカスするが、実際に活動的信念が如何に非活動的信念になるかは本を読んでもらいたい。トレードに勝つにはいらぬ信念を非活動的にしなければならないからだ

ではトレードにおいていらない信念とは何か? 「期待」 だ。
マーケットは常に唯一のものなのに経験や自分の観点から期待し、
それに背いた動きになった場合は恐怖、ストレス、不安を出すのは間違いない。
そしてその期待の根本的源は、自分たちの持つ信念なのだ。
期待と現実に矛盾が生じている状態だ。

マーケットは常に勝ち負けを提供し、唯一で次に何が起こるかわからないもの。
以前の章でも出てきた言葉だ。
本を読んでこの言葉をどのようにとらえるかが重要だ。
次の一文につながる内容を是非読解してほしい。

新しい信念を作り出し、それに矛盾する信念を非活性化しなければならない。これはトレーダーとして一貫した成功を達成する秘訣である

3 これはシンプルに伝えると人生的な話だ。結局は生きていく中で学び、記憶したものはなくならない。そう考えると一度できてしまった信念はなくならず存在しているということになる。本では潜在意識のレベルで蓄えられていると書かれている。
P276でコンパクトにまとめられているのでサラッと読んでみよう
結局は何らかのきっかけでできてしまった必要ない信念は、そのエネルギーを抜かなければ絶対に影響があるということだ。

さて第10章もそろそろ終わり
最後の項目では自己評価とトレードというものがある

ここまで話してきたことをまとめている締めくくりだが、最終章である第11章に入る前に必ず読むべきものだ。

恐ろしい部分だけをピックする。
トレードでは自己破滅の信念が、常に集中力や注意力の散漫といった形で明確になる。

信念がトレードに及ぼす影響の話だ。
このブログはあくまでゾーンの読解を深めるためのものだと思っているので、この先はあなた次第

ではでは

ぬぅさん

nuuinvestor.com

ライブドアショックでやられて投資をやめていたが、2020年より再度もう勉強の末に投資家として復活!今は米株オプションを中心に、米株、FXをやってます!

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