
どうもぬぅです。
本日はゾーンシリーズ
第9章 信念の性質
それでは振り返り
必要性の話があった。
意味の話があった。
心得の話があった。
の話があった。
の話があった。
の話があった。
の話があった。の話があった。
この章はどう伝えればいいのかほんとに悩んだ
最終段階に入るための準備の章になるのだが、正直、信念というものの起源を語っているので
本に書かれていることをうまくまとめることができるのか
ここまでの章で語られたのは、トレードするための技術も最低限必要だが、
真に必要なのはその心構えで考え方、認識の仕方だという話があった。
そしてそれらは経験から連想されるマインドに左右されることが多く、
一貫性というスタイルを身に着けることが如何に難しいかを教えられた。
そしてどのようにその心構えを持つべきかも第8章までに語られた。
一つここまで読んだ段階で、もう一度第1章から第8章まで読み返してもらいたい。
なぜかというと既にこのことについて理解が進んでいるのであれば、
最初に読んだ時と違う感覚で1~8章が読めるはずだからだ。
個人的にはこの先を読むにあたって、再読することをおススメする。
前置きが長くなったがここ第9章ではそもそも信念とは何かを説いている。
そしてこの知識をどのように利用し、一貫性の心構えを築くための解説をしている。
第2章で人は制約の中で育っている旨の話をしたのを覚えているだろうか?
このことが一つ重要になってくるので頭の片隅においてほしい。
人を形成する血肉が物体と考えるのであれば、意識、信念は何か?
実はこのことは奥が深く、意識という言葉をググると非常に面白いくらい
その研究を重ねている人がたくさんいる。
※絵はじんぶん堂さんからお借りしました。最高意識についても書かれてます。
少し難しいが本に書かれている言葉で信念を構成するものとして
①記憶・区別・信念は物理的には存在しない
②私たち自身と外部環境の間に存在する因果関係がこれらの心的要素を生む
③自分が学んだことを外的環境から認識すると、どうして因果関係が逆転してしまうのか
更にもう一文本の中から
信念とは、外部環境の表現方法の本質(特徴)に対する概念である。
ここまで来ると多くの人が拒否反応起こしてしまうのではないかと思うが、最後になぜこんな
始まりにしたかわかる
ちなみに言っていることはすごくシンプルだ。
人は前提として空の入れ物(生まれた瞬間)であって、記憶(経験)を繰り返していく中で、
外部環境(できごと)と自分の経験と合わせて認識し、言葉という概念に関連づけることによって
それはエネルギーをもって信念へと変わっていくもの。
上記の【言葉という概念】はなんでもいいが、幸せ、美味しい、つらい、難し、寂しいなど
それをどう思うかというもの。
生まれたての赤ちゃんは、美味しいとか熱いとかそんな言葉は知らない。他人から教えられるか、
経験することによってそれを記憶し、その後に生かすことによって、その言葉がその性質の概念
となる。それがプラスのエネルギーでもマイナスのエネルギーでもだ。
生まれた国、場所、親などの影響によって構成要素が変わるのも信念だ。
本でも書かれているが、信念の役目を説明しろと言われても多くの人は説明できない。
こういった機会に触れることによってしっかりと認識し、それが何なのかを調べる。
この信念というものに向き合うことがゾーンへの重要なカギとなる。
信念がどの様に人生に影響するかも本には書かれている。
P241に書かれている言葉をそのまま伝える。
①環境が発する情報の認識と解釈を、私たちが信じているものと一致するように処理する。
②期待を生む。留意すべきは、期待とはある将来の瞬間に投影された信念であること。自分が知らないものは期待できないのだから、期待とはある将来の瞬間に投影された自分の知っていることであると言える。
③自分が行動しようと決めたことや実際の行動表現は、何であれ自分の信じていることと一致する。
④最終的に、信念は自分の行動の結果についてどのように感じるかを決定する。
上の文章を見てどう感じただろう?
自分はこれを見たときに信念が如何にマイナスに作用されていることが多いのか驚いた。
これまで話してきたように目の前のチャンスが認識できない根本的理由が自分の持っている
信念の影響になるからだ。
第9章の項目に
信念VS真実というタイトルがあるが、まさにと思う。
分かりやすく言うと目の前の真実(チャンス、環境)があっても、以前の記憶で
それは危険、怖い、痛いなどの信念が存在すれば、そのチャンスをつかむことができないからだ。
このこと第6章のマーケットの観点と結びついていること気付いただろうか?
自分の観点ではなく真実の観点(マーケットの観点)なのだ。
上に書いた信念が存在すれば、そのチャンスをつかむことができない。
このことは正確に言うとそうではない。
P249~252でこの信念と環境がどの様になるのかを説明している。
ここは単純な説明は難しいので本を読んでほしい。
ポイントを絞るならと以下となる。
外部環境とは無限の組み合わせがあって、信念は自分の導き出した真実であり、
「どうにでもなる」ものだ。
ここでポイントは外部環境の無限の組み合わせという分部。
信念に内在する真実の度合いは、
「いかにそれらが有益か」ということで判断すればよい
こう書かれている。
今、この瞬間も多分信念が作用しているのがわかるだろうか?
この話を難しい、経験から理解できないものと切り捨ててしまえばその信念は
全く役にも立ってないもの。
しかし、これが有益な情報かもしれないと思い、理解を深めようとすればその信念は
最終的に満足、幸福、至福を生みプラスのエネルギーとなって信念が存在することになる。
この章はまさに心理学の章。
自分も読み解くのにかなりの時間を要してしまったが、理解を深めていくとどんどん面白いと
感じる章であるのは間違いない。
みなさんの信念がプラスに動きますように
ではでは
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