どうもぬぅです
今日は学びの雑談シリーズで
ポジ病
について書いてみることに
多くの人がほぼ必ずと言っていいほど、トレードを始めると発症してしまうポジ病
めっちゃ厄介で、抜けれず、治らず、結果的に退場までなってにしまう原因の一つ
ちなみにそういう自分もポジ病だったのは確かだ
結果的に今は抜け出せていると思うが、すぐに再発することも考えると気を引き締めなければ
付け入るスキを与えてしまうと気付けば再発している
そもそもポジ病とは何かというと精神状態からくる癖だと自分は認識している
実はマークダグラスのゾーンでもこの精神状態の部分が詳しく書かれているが、
ポジ病の克服というよりも全体のことで書かれているので、
自分なりに以下原因となるものを書き出してみた
①思い込み
利益がでるという思い込み、勘違い、まちがった期待、本来柔軟でなければならない精神状態が
一方向に傾き柔軟さを失うと、そうなるはず、そうなるはずとポジポジしてしまう。
よくあるパターン
高値を付けてからの下落トレンドが現れる
※図1
この時、上昇高値からの反発を受けての動きにプラスして、下値を超えて動いたチャートに
売り時だとチャンスが来たと思う。
しかしそれが👇こうなると
上記はこのまま下がっていくものだと思い込むパターン。
ここまでの相場の流れから、反転の情報が出ての動きなのか、そもそも上昇トレンドなのかでの調整的な動きなのかで違ってくるが、はまりやすいパターンの一つだと思う。ナンピン癖があると地獄だ
②機会損失
今ここで入らなければ損してしまうという心理状態。なぜかすべてがチャンスに見えて、
ここだここだとトレードを繰り返してしまう。
先ほどの一枚目の画像※図1をみると分かると思うが、
下がり続けるならば今入っておかないと損するという心理状態が出てくるとおもう。
そうすると何のシナリオも無く無謀に入ってしまうことになり、相場の動きに一喜一憂し、無駄に損切りしたり、利確できず損をしたり、繰り返していくうちに結果損をしてしまうことに
③勝利への欲求
トレードに負け続けると、勝つことを強くもとめ始める。
例えば負けが続いた後にポジションが利益方向に動いたとする。しかしこの精神状態では利益が足らない、伸びるはず、とひっぱり勝てるはずの利確できない状態に。結果的に損切することになる。プラスの利益からマイナスに落ちた時は損切もできず根深い。
結果微勝だと、もっと勝たねばとどんどん積極的に無謀にトレードを始める。
更にそのトレードに費やした時間や労力もプラスされ、どんどん負けを取り戻さねばとなってしまう。
偶然に1度でも勝とうものならその欲求は更に加速しポジポジポジポジ
④無意識の行動
①~③を繰り返していると今日もトレードをしなければならないという概念が生まれ、トレード
することが目的、使命となってくる。あとは自分の考えるタイミングに全部トレードしてみたり。
これらはもう末期でアル中と同じようなもの。
強制的に終わらす方法は単純だが2つあると考える。
一つは勉強のため資金0になるまで全部使いきってしまう。
これは資金がなくなれば当然できなくなるのでそういうことなのだが、正直これは一番ポジ病には効くのではないかと思う。
これで直らなければ、反省できてないのか、マインドを変えれてないのか、そもそも向いてないのか
次の項目につながることなので、一度頭の片隅に
二つ目は口座から資金を抜いておく。
これは個人的にはおすすめ突発的なファンダには対応できないものの、重要指標やイベントなどを目的にちゃんとシナリオを立ててイメージできたら数日前に資金を動かしスタンバイするというもの。
実は自分はこれに近いことをしている。
日本の証券会社であれば基本的にすぐに口座に資金が入るので、無駄なトレードは強制的にできなくなる。FXなどは常にトレードできる環境がやはり仇となる。中途半端な思考でトレードすると結局失敗することになるからだ。
今はメインがFXでないこともこういった面でプラスになっているのかとおもう
上記は強制的な手法だが、
ポジと向き合うことが最終的にはどうしても必要で、完治させるには思考を変えるしかない
というものの上記に書いた①~④にあるように結局は精神状態だからだ。
ネットで調べると様々ある。
・自分のルールを決める
・一日の損失を決める。
・一日のポジション量を決める。
・トレードする場所を決める。
・トレードする時間を決める。
様々あるが、結果的にできない人が多いのではないかと思う。
人間言われてできるような器用さがあれば、ポジ病なんてすぐ直ると思うので。
結局はトライ&エラーを繰り返すことが必要だと考えている
自分はこのことに行きつくまでにリアルで行っていたが、そうではなくもっと実験的なものだ。
テストを繰り返し、自分のパターンを検証する必要がある。
ここで重要なのは絶対に勝つというマインドはそもそも捨てないといけない。あくまで検証だ。
具体的に
・まず失っても良い資金を用意する。(必ず失ってもいい資金)
・トレードする回数を決める。(資金をベースにどのくらいのポジションできるか)
・トレードの回数は少ないと意味ないので、最低でも20~30かと。
・トレードルールを決めてそれを確実に実行する。(勝とうが負けようが関係ない)
・ルールについては自分の中にある優位性を見つけて、それを生かすもの。
・その優位性に対して損ギリはもちろん、利確のポイントも決める。
・それそれのトレードには必ずシナリオを用意して臨む。
・これらのすべてを記録する。
・絶対に勝つことを目的としない
上記だが結果的に負け越しが多ければ、何か根本的な問題が起こっているはずなので、
それを記録した内容と比べて分析する必要がある。これは実際にトレードを始めても
そこに問題があるので結局勝てない。
結果の勝ち越しが、確率で負けを上回る時は実際のトレードを行っていくだ。
ただ一つ重要なのはテストと同じように勝つことも負けることもあることをしっかり
頭に入れておくことだ。
テストはかなり有効的だと考える
自分は2つのテストを実際に行っている。実践ベースでのトレードと、デモでのトレードの二つ。
あとは最初に掲げた強制を取り入れポジ癖を直した。
このテスト前にリアルに資金が一度なくなったことも上記に書いている様に実際にある。これは本当に自分を見つめなおすいい機会になったのは確かだ。
自分にどんな癖があるのかを把握するのは本当に重要
自分はトレードの最中その癖に気付いていたがどうしてもそれをぬぐえなかった。そこでいろいろと試し、最終的にはトレードの主が変わるまでに至った。
結局は自分との向き合いになるので、
根深いほど抜け出すには時間がかかると思ったほうがよい
人は思った以上に不器用です。
みんなでポジ病脱出
ではでは
コメント