学びの雑談 ゾーン⑧

どうもぬぅです

本日はゾーンシリーズ

第8章 信念の役割

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ではここまでの振り返りをまず最初に
第1章ではトレードに適した姿勢と信念の習得の話があった。
第2章ではマーケットに向き合うために自分の行動を支配する必要性の話があった。
第3章では成功に必要な勝つための姿勢の第一歩、責任を取る意味の話があった。
第4章では一貫した勝つ姿勢を身に着けるためにリスクを本当に理解する心得の話があった。
第5章では認識の力学という分け隔てなく市場を見るための心得の話があった。
第6章では何事も起こりうるというマーケットの観点での柔軟な姿勢の話があった。
第7章では確率を理解し一貫性を構築するための心構え根本的真実5つの要素の話があった。

そして今回の第8章~10章はゾーンを理解したトレーダーになるための
土台となる内容
ここまでの第1~7章のことを理解できてないとこの先難しくなる
表面ではなく、深い理解が必要だ。

第8章では最初にこれまでのことを改めて振り返っている。
姿勢・信念とは何か?自分の行動は信念によるものでその影響は心的要素が関わり、恐怖や不安素が無意識に作用し、本当の意味でのリスクを見えなくしている。そのことは、連想によって起こり本来見えているものを否定し、自分の観点から自分の考えに期待を持っているため、逆に動いた場合でもその間違った考えを正当化することによって柔軟な姿勢が取れず負けることになる。それを回避するための心の準備が必要で、マーケットが発する確率的機会をしっかりと受け入れるための心構え、根本的真実5つの要素が必要と書いている。
うまくいかない、トレードに負けるという感覚、
問題の意味を明確にしたとき、それは心の状態にあるということ
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以下はこれまでのことを本の中では用語を定義してまとめている。
端的に書くので詳しくは本のP220を読んでほしい

目的は何か? 利確
技術とは何か? 一貫性の行動
気楽な精神状態とは何か? 完璧にリスクを受け入れた状態
客観性とは何か? 無意識ではなく意識的にすべてを利用する心理状態
心の準備をするとは? 優位性を利用できる最高の心理状態
今この瞬間とは? 過去を断絶し体験からの連想をなくした今の瞬間がすべて

上記の言葉を意識すると、第7章の根本的真実の5つの要素の使い方(考え方)が明確となってくる。
使い方と書いているのは本の中でも技術として書かれているからだ。
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①何事も起こり得る
マーケットには常に未知の力が存在しているため、どれだけ念入りに知識や時間をかけようとも、それはどう動くかわからないもので、マーケットの観点から見ればそのことは真実で例外はない。このことをしっかりと認識する必要がある。

②次に何が起こるか知る必要はない
マーケットが自分に何かをしてくれよると期待するほど、マーケットの情報、動きは脅威になってくる。一喜一憂だ。機会(優位性)がすべてうまくいくことはなく、そこに期待しなければ恐れによって機会(優位性)を見逃すこともない。自分の考える優位性があらわれたなら、あらゆる負けがそれだけ勝ちに近づいているだけの話。それを理解すれば、負けトレードへの不安や躊躇、マイナス感情は無い。

③優位性を明確にする一定の可変要素において、勝ち負けはランダムに分布する
マーケットは常に誰にでも同じように勝ちと負けを提供している。自分の優位性で次に何が起こるかを
楽しみ、何の条件も躊躇もなく実行する準備をして機会を待?
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④優位性とは、あることが起きる可能性がもうひとつよりも比較的高いだけ
自分の優位性が現れたなら、一貫してそれを実行するだけ。そこに迷いがあればそれは自信が無いのと同じで、自信が無ければそこには恐怖が生まれ、トレードを躊躇し一貫性が崩れることになる。マーケットが正当な優位性を提供しているのであれば、リスクを明確にしてトレードするだけでいいのだ。
勝敗は最終的な確率の話だけだ。

⑤どの瞬間も唯一のもの

思考回路は、自動的に外部の環境にあるものから、内部にある記憶、信念、姿勢を経て無意識に類似したものを連想してしまう。マーケットには全く重複するような二つの瞬間は無いのだ。似ているだけでマーケットにしてみればどれも同じではなく、それを間違った認識で結果的に失望の手伝いをしているにすぎない。唯一性の信念を強くもち、連想の可能性を低くし、心を開くことによってマーケットの観点から提供されているものを認知する必要がある。

第8章の最後に「ゾーン」へという項目がある。
上記のことをまとめた1ページからなる文章だが、これは実際に読んでほしい。P231だ。
「今この瞬間の機会の流れ」のなかにいる
この言葉で締めくくられているが、ここまでのことを読んできたときにこの言葉が腑に落ちるなら、
後は実行して自分の心がどう動くかだけだ。本当に理解しているのであれば、何も問題ないはず。

オプションについて、これらの事は明確に表れる。
優位性をもって今この瞬間の機会の流れでしかなく、
そこでトレードできなければマーケットは勝ちも負けも提供しないのは確かだ。
片方(勝ち)の確率が上がっているのであれば躊躇なく飛び乗る必要があるが、自分の内部環境により様々な弊害が生まれると思う。
しかしオプション取引のある条件を考えると、そこで入る以外考えられない(自分はそう確信している)。そこには勝ちも負けも存在していて、どうなるかは分からないが優位性が存在しているから、SQ日に向けて結果を待つだけとなる。

ではでは

ぬぅさん

nuuinvestor.com

ライブドアショックでやられて投資をやめていたが、2020年より再度もう勉強の末に投資家として復活!今は米株オプションを中心に、米株、FXをやってます!

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