
どうもぬぅです
本日はゾーンシリーズ
第7章 トレーダーの優位性 確率で考える
恒例の振り返り
必要性の話があった。
意味の話があった。
心得の話があった。
の話があった。
の話があった。 の話があった。
では早速だが確率で考えるとはなんだ?という分部
これはこの章の初めに書いてあるが、一貫性は確率が機能して達成されるとある
この一貫性は確率が機能して達成される話、
本の中でカジノのゲームを取り上げて例を紹介してるんだが実に面白い
ブラックジャックのルールとしてカジノ側に「約4.5%の優位性がある」というところから始まるのだが、ディーラーはそのルールに従いプレーヤーに対して同じ様にゲームを重ねていく。
そうするとプレーヤーの中には大勝ちした人も、大負けした人もいる中で
カジノ側はその日、その週、その月で約4.5%の利益を上げているというものだ
このことが数億の話であれば利益は莫大になる
すごい面白い話だと思わないだろうか?
一つ一つのゲームに注目するとそこにはしっかりとした勝ち負けがあり、
それはランダムに存在しているのは確か。
しかしその勝負が一定数に達し、一貫した行動に現れる結果は上記のようになる。
予想が可能で統計的に信頼できる結果が現れると本には書かれている
優位性と確率の関係だ
ここで独自の考え方の話を入れてみる。
コイン投げをするゲームに参加するとしよう。もちろん結果は表か裏か。
これがノーマルなコインで、毎回同じ動きで投げるとしたとき、
最終的結果は50:50に近づいていくのは分かると思う
ではコインに仕掛けがあって、表が出る確率が10%上がっているとあなたが知っているとする。
明確な優位性だ どちらにかけるだろうか?
もちろん表にかけることになるのだと思うが、
そのコインが表がでるか?裏が出るか?心配して予想して心的苦痛を味わうだろうか?
裏が出た時、悲観的に自分のことをマイナスに見るだろうか?
どちらも無いと思う。
ここで重要なのは
あなたはコインに優位性があっても、裏が出ることもありそれを認識しているということ。
仮に一発勝負で持てる財産すべてを賭けるみたいなことになれば話は別だが、
資金管理がちゃんとできていて1ゲームでの損失も知っているし、
最終的に勝つことも知っていれば勝つまでゲームを続けることになるだろう
この話実はトレードにも同じことが言える。この章もこのことを言っている。
上記のコインゲームほど簡単な話ではないが、
第6章であった「何事も起こりうる」マーケットの中で、
優位性を見つけてトレードするという行為と同じなのだ
もちろんマーケットは多くの参会者がいて、まったく同じことは起こらないとしても、
そのランダムの中に必ずある優位性はその方向に動くこと?
??示しているし、
もちろんそう動かない可能性も残っている
これを認知し優位性を使って一貫したトレードができれば必然的に確率では勝つことになる
負けることも理解したうえでだ
負けが続いているときは、自分の考えたこと、予想したことに期待をしてしまい、結果的に目の前で起こっていることが見えなくなり、自分の行動が正解だと期待してしまっている状態なのだ。目の前にあるトレンドも認知できなければ、その優位性を使うこともできない
マーケットは常にその瞬間唯一のものであって、コインのそれと同じなのだ。
ただそこには一定方向に流れる動きがあって、全ての人が同じ情報を得ている中で、
現れる優位性をしっかり認知し、自身のしっかりとした規則に従って、
その期待に柔軟でなければならない。
柔軟とは目の前で起こっていることがすべてだからだ。自分の思いや期待など関係ない。
まさにこれは感情コントロールであり、そこに潜むリスクを排除する必要がある
マーケットがどうなるか、どう動くかなど期待を解消する必要がある
第6章にある
マーケットの観点で考え、マーケットが発する確率にしっかりと向き合う必要があるのだ
本の中で確率的心構えの根本的真実が5つ書いている。
①何事も起こりうる
②利益を出すために次に何が起こるか知る必要がない。
③優位性を明確にする一定の可変要素には、勝ち負けがランダムに分布する。
④優位性があるとは、あることが起きる可能性がもう一つの可能性よりも比較的示しているに過ぎない。
⑤マーケットのどの瞬間も唯一のものである。
どうだろう?
ここだけでは理解しがたい議題かもしれないが、
全ては「今この瞬間」のことであって、そこには常にどちらに動くかわからない確率があり、
優位性がどう確率に影響しているのかだけなのだ
最後にオプションとこの章の関係も書いてみる。
ゾーンに進むにあたって優位性が見える知識や、見つけれる努力はどうしても必要だ
この本、はじめて読む時とトレードをある一定期間やった後に読むとでは全然違う内容になる。
優位性を見つけるには、テクニカル分析かもしれないし、ファンダメンタルズかもしれないし、
何らかの事象かもしれない。最初は戸惑うかもしれない。その情報は多く様々だと思う
繰り返し行う中で、慣れてくれば多くの情報の中でもこれだというものが見えてくる
人それぞれやり方にも影響するが、
これが相場で勝つため、確率を上げるため絶対に必要な能力だ
反対にこの本の難しいところだ。そのことを当然としているので。
トレーダーなんだったら当然持ってるよね?優位性の見つけ方と言われている。
優位性を見つける方法は上記に書いたように数はあれど基本同じだが、
何のトレードするかによって認知のしかたが違うと思う。
何度も繰り返すうちに脳裏に刻むように習得できるものであると自分は考えている。
なぜならいろいろな場所に存在し、それを整理し、自分の中に落とし込むのに絶対的に時間が
必要だからだそもそもゾーンに書かれている様に最初は見えないと思う。慣れてなので。
自分はまだまだだが、ある程度認知できるまでにやはり1年弱はかかった。
そんな優位性だが、オプションのとらえるべき優位性は明確で単純だ。
それはIVとなる。もちろんファンダにも左右されるし、全体のトレンドにも左右される。
しかし結果に対して動くIVについてはどんなタイミングだろうとマーケットからオプション市場へ
明確なシグナルが出て、入るべきポイントを、確率を上げてくれるのだ
上記の言葉に引っかかるなどあれば過去ブログを読んで
オプション取引とは その5【インプライド・ボラティリティ】
第7章はゾーンの中でも短い章だが、1~6章をしっかり理解しこの章を見ると
ひらめきの様な感覚が湧き出る
それは是非本を読んで読み込んで体験してほしい
今日はここまで!
ではでは
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