学びの雑談 経済指標からの予測と行動

どうもぬぅです

6月も終わりの週に突入
気付けば今年後半戦のスタート

経済指標、皆さんはどのようにチェックされてるか?
指標結果からいろいろと考えれる経済の未来の動きは非常面白い。

そしてここ最近はインフレテーパリングという言葉に、
米国指標発表のたびに右往左往していることは確か

直近で言うと6月15日にあったPPIと小売売上高の指標。
インフレ率に関わる数値PPI、生産者物価指数
予想0.5% に対して 結果0.8%

PPIは生産者が出荷した製品や原材料の販売価格の変動なのだが、
ここから読み取れるのはインフレ率が上がっている傾向にあるというもの。
原材料が上がるということはその分、製造された商品が値上がることを意味する
物の値段が上がっているということ。

そうすると何を考えるかというと、今は経済の回復がどんどん進んでいることを
イメージでき、それに合わせてテーパリングという言葉も引っかかてくることになる。
金融緩和の縮小ということは株価にとってマイナス。
0615株価

この週、ここからNYダウはしっかりとしたダウントレンドに入った。
更にFOMCでのテーパリングの話し合いの話し合いを始めるような表現がパウエルさんから出て、
18日には更に大きく株価を下げることになった。
PPM指標発表時から-3.3%の下げとなり、
自分はこのもろもろの結果を見てオプションを仕込んだ

正直、インフレ率に関してはずっと一時的なものとしてFRBパウエルさんも言っていたので
PPI指標に関しては甘く見ていたこともあるが、FOMCでのネガティブサプライズで市場の
ボラは上がり大きく株価は下落した

ここで注目しなければならないのが、米長期金利の動向なんだが下のチャートを見ると、
一時的に上がるもずっと下げているのがわかる。
長期金利0615

PPIの結果を受けて、FOMCに向かって株価は動くのは容易に想像がついたが、
自分の判断として金利がおかしな動きをしなければ、まだ株価は上がり続けるという
シナリオを立てていた。

FOMCでのインフレ懸念とテーパリングについてはこんなに早く来るのかと予想外だったが、
そこも結局は金利の動きを見てまだ上がるという判断は変えずにいた

経済指標と金利、株価の動向をこうやって見ていくと本当に面白い。

結局PPIから強まった株価下落トレンドだったが、先週にはナスダックとS&P500が
高値を更新する形となり、乗り遅れた人たちがこれから入ってくる予想が考えられるので
もう少し上がることになると思う

さて上記にこのもろもろの結果を見てオプションを仕込んだと書いていたと思う。
少し面白い話になるが、FXなどはその瞬間の情報が優位性を生み
その変動を使って利益を取りに行く流れとなる。
しかしオプションに関しては、しっかりとその動向を追って動いた後に仕込むことができる。
これはなぜかというと、経済指標やその結果から出る憶測が市場の参加者を後押しするからだ。
そうすると何が起こるかというとボラティリティーの上昇
そのボラティリティーが一時的なものなのか、継続的なものなのかは上記に書いたように
金利やそのほかの情報を元にある程度予測がつくもちろん100%ではないが
仕込むべきタイミングだと思えばしっかりとエントリーできるというものだ

今日このタイミングでこのブログにしたのは来週に重要な経済指標がある。
7月2日 21:30 米雇用統計
これは毎度大きな動きを生む経済指標となる
6月の雇用統計もしっかり予習してほしい
ポイントとなるのは経済の回復度合いだ。もちろん回復していれば雇用は上がる。
これまで予想に反して達成できていないという結果が2回連続で来ている。
今回はどうなるか?
大きく予想を上回ってくれば株価は大きく下落をすることになる。
これは8月のジャクソンホール会議に向けた
一つのトレンドを作る可能性もあるので要注意が必要だ

ちなみに経済指標の重要度を知るのにとてもいいブログを書かれてる方がいる。
羊飼いのFXブログ さんだ
経済指標にランクを付けてくれてることもあり、初めての方でもわかりやすいと思う。

羊飼い

ぬぅさん

nuuinvestor.com

ライブドアショックでやられて投資をやめていたが、2020年より再度もう勉強の末に投資家として復活!今は米株オプションを中心に、米株、FXをやってます!

コメント

コメントを残す