
どうもぬぅです
本日はゾーンシリーズ⑤
第5章 認識の力学
この章ですが、人の潜在的行動を起こすプロセスを説明していて、
理解するととても面白い章だと思う
ちなみに説明するのはとても難しいので、どこまで書けるのか?
まずはおさらいから
それではいつも通りおさらいから
必要性の話があった。
意味の話があった。
心得の話があった。 の話があった。
ちなみにゾーンは全部で11章で構成されているので、今回でほぼ半分
後半の章は個人的にかなり好きな部分で、書くのを楽しみにしている
最初に頭に書いている文章で以下の認知をしたうえで話を進めようと思う。
実際のところ、マーケットは楽しい情報もつらい情報も発していない。
マーケットにとって、全ては単なる情報でしかない。
このワードだが、後でなるほど!というものになる。
今はあいまいで構わないのでしっかり頭に入れておいてほしい
1章から4章にあった勝つための姿勢を身に着けるのに理解しなければならないのが、
自分の中にある心の葛藤であったり、マイナスに作用するフィルターだ
プロ並みにトレードできるようになるには、独特の精神状態、トレーダー的精神を確立する必要があり、客観的視点で偏見なくマーケットを見られるようになる必要があると書いてある。
詳しく書くと長くなるので多くは書かないが、
心の動きを左右するエネルギーは外的なものと内的なものがあり、感覚器官から電気的エネルギーとなって、そのものの性質について記憶や区別を自分の心の中の環境に蓄えると説明されている。
例えば、美味しいと知っているものは見ただけでわかるが、味わったことのないものは誰かにおいしいと進められても、仮に自分の嫌いな色や形をしていれば一部のエネルギーはマイナスとなり心の中に作用するということだ。多分嫌いな色形してれば、口にしない人がほとんどだろう。それが凄く好きな味だったとしても。
本の内容を借りてチャートを例に挙げてみる。
はじめてチャートを目にしたとき、それはどのように見えただろうか?
たくさんの線が並んだもので何もない、区別されてない、ただの線だったのではないかと思う
では皆さんがたくさん勉強してきたとして、その状態でチャートを見た時どうだろうか?
そこには様々な情報が見えるようになっていると思う。
これは心の中の構成的エネルギー(蓄えた知識)が視覚に作用し、
自分が学んだいくつかの区別を認識させた結果なのだ
ここで重要なのは最初の状態。
知らなければ見えてないという分部だ
本にはこう書かれている。
「常に周囲にあり、目の前にある情報に、どれだけ見えれない機会が備わっているか」という概念を、ほとんどの人が理解していない。
自分はこの一文を読んだ時、はっとなったのを覚えている
「人は自分が知りたいことを知る」
著者のマークダグラスが上記のことをこう書いている。
人は自分が知る方法を学んでいるものしか知ることはできない。そしてその他のことは、まだ学んでおらず発見されるのを待っているものでが何であれ、その認知を阻止するエネルギーの解消法を知るまでは、見えないままである
このことはガクブル((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルものだと思う
本の中ではこ?
??プロセスを詳しく書いている。この章はしっかりと読み込み解読すると、
トレーダーとしての認識の甘さを強烈に再確認させられる
是非全文読んでほしい。
正確に認知するとは実に難しい
自分では気づかないことが多いのだ
物事を俯瞰でみるとはよく聞く言葉だと思うが、とても大事な考えだと改めて思う。
この章は自分的には、ギャンブラーの誤謬と近しいものがあるのかなと思う。
ここはあくまで持論だが。
トレードで何度も繰り返し起こることに間違った認識をしてしまう様に、実はどれだけ学んでも結局は内的エネルギーに左右され、外的エネルギーも環境も無意識の心の動きに影響され、見えてないことがたくさんあるのではないかと。
面白い例が本に書かれている。
自分は2~3回立て続けにトレードに失敗している。
負けが続くと、確実な優位性があったとしても恐れ、躊躇し、物事は不合理に動いてしまう
即座にトレードできずに、本当のシグナルなのか?、結果的にこのトレードはうまくいかないだろうという言い訳になる情報を集め始める
結果的にマーケットは優位性のシグナルを発した通り動いた。
この失敗の衝撃は大きい。。。
では反対に、
直近のトレードで自分は2~3回連勝したとする。
そこに次の確実な優位性が現れたときに、恐れ、躊躇するだろうか?
それは絶対にしない。
最初の躊躇したトレードでは何が起こったのか?
マーケットは確かなシグナルを発して優位性があった。
マーケットがそのように動く可能性があると認識したのか?
自分の心に跳ね返ってきた自分の心理状態がどのようなものであったか?
客観的、積極的にシグナルを認知できなかったのだ
これはとても厄介で恐ろしい。
自分の躊躇を正当化していることなのだ
悪い方向への意識の連想がそうさせているのだ
一貫して成功しない理由が自分の考えにあるとはなかなか気付かないと書かれている。
まとめの言葉がうまく見つからないので、本の一文で締めくくる。
とても大事なことだ。
この言葉だけとっても意味はないので、必ず本で確認することを進める。
理解、意識的な認知、そして連想という自然な性向を回避する方法の習得が、一貫性を達成するのに大きなカギとなるのだ。恐怖や苦痛、あるいは過信による問題なしに、マーケットのもたらす機会の流れを認識する心理状態を育み、維持しなければならない。
そのためには連想のプロセスを意識的に制御する必要がある。
改めてタイトルを書く。
この章は
認識の力学だ!
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