学びの雑談 ゾーンについて③

どうもぬぅです

本日は学びの雑談 ゾーンについて③
第3章 責任を取る

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それではおさらいから
第1章ではトレードに適した姿勢と信念の習得の話があった。
第2章ではマーケットに向き合うために自分の行動を支配する必要性の話があった。

姿勢とは?行動を支配するとは?
今回のタイトルでも書かれているが責任を取るという最も難しい行動支配について
本の内容と共に書き進めて行く

最後の方になるがオプションとの考えのリンクももちろんちゃんと書く

無意識

実はこの第3章のテーマだが非常に難しく、うまくまとめれるか不安がある。
一つ自分なりの解釈を伝えた上で是非読み進めてほしいのだが、
トレードに勝つことはさほど難しいものでは無いが、
勝ち続けることはほとんどの人ができない。

これを念頭に置いてほしい。
このことと、責任をとるというのがどういうことか?
ちなみに長くなる。

まずこの本のタイトルであるゾーンだが何を意味するか?
これはスポーツ選手がある一定のレベルを超えた時、その競技に対して無心状態で挑むことができる精神状態をさしている。一流ともなれば、目の前のすべきことをするだけで、失敗したら?調整が不完全だったら?などあれこれ考えず、自分の目指す目的のために行動する状態。完全に恐怖心の無い状態ゾーンと書かれている
Sports

経験したことがなければ理解に苦しむかもしれない。
少し違う表現だが、どんな人でも一度は何かに夢中になってひたすらそのことに集中したことが少なからずあるのではないかと思う。勉強かもしれないし、ゲームかもしれないし、趣味かもしれない、その時にいちいち不安になることやあれこれ考えることは無いと思う。これもゾーンの一種だと思うが、その究極の状態が上記に書かれているものだ

この章のポイントは不安恐れをさしている
無意識の中での不安や恐れがトレードを狂わせるというものだ
どれだけトレードに対して損切を考えて挑もうとも、やはり人は損失に対しての恐怖心がある。
別の例も書いてみよう。
トレードに勝つためにあれこれ勉強して、勉強したことを持ってトレードに挑もうとすると、自分の考えていたことと違う動きが見えてポジションを持つことを躊躇してしまう。結果的に相場は自分の考えた正しい方向へと動く。
これも一つの恐怖であり、見えて躊躇した時点で責任を取れない精神状態にいるということ
本の中では後者の方が影響が大きいとも書かれている。

これは自分も同じ経験を持つので説明しやすい。
トレードを始めた最初のころは、教えられたことを淡々と繰り返し勝つことが多くあった。
そしてもっと勝つことを確実にしようと、勉強を繰り返し相場の考え方や動きが見え始めたときに、全然勝てなくなった経験がある
本の中でも書いているが、マーケットを支配しようとして、自分の考えが正しと思いこみマーケットはそのように動くと誤認してしまってるのだ。マーケットは誰にでも中立で、いつも同じ様に動き、誰の行動も受け入れていて、誰かに味方をしているわけではないのにだ
勝てるはずの勉強が、行動すればするほど精神的な苦痛を生み、知らず知らずのうちに恐怖し負ける方向へと進んでいるのだ
勝ち続ける難しさはここにある

本の中の一文を書き出す。

マーケットに期待せず自分の欲しているものを得る方法を、自力で学ばなければならない。その学習過程の最初の大きな一歩が、完全完璧な責任の取り方なのだ。

完全完璧な責任の取り方と言われても、そんなに簡単にできるものではない。
勝つための勉強は少なからず誰でもやっていると思う。
テクニカル分析、ファンダメンタル、マーケットの動きを予想するための多くは大量に情報として本でも、ネットでもあり、全ての人がそれを学ぶと思う。
しかしこのマーケットに対する精神論は学ばないのだ
何よりもまずこれを学ばなければいけないはずなのに、勝つことも負けることも提供しているマーケットにおいて、勝つことだけを学んで挑んでも、負けた時の傷は大きくなるだけ

どれだけ勉強してもマーケットでは負けることは当然にある。
この事実を受け入れトレードしなければならないのだ。
自分自身の行動に責任を取り、勝つためにトレードをするが、そこには同じだけの負ける可能性があり受け入れなければならない事実がある。

とても難しい章なので、本を何度も読んでほしい。様々な事例とともに、この責任を取るという精神状態を説明してくれている

ではオプション取引ではどのようにこの責任を取り、
トレードに挑むことになるのか?

本の中で
成功に必要なものを発見する最も効率的な道筋とは、勝つ姿勢の確立である。
と、この章に書かれている。
更にこの勝つ姿勢の確立に必要ななことは、
まず責任を取り、マーケットが何かしてくれるとか、何かをすべきだとか期待するのをやめなければならない。この視点で自ら進んで実行する決心をする。

あれこれ書くと長くなるのでポイントを書いていく。
ちゃんと学びたければゾーンを読み解くことが一番だ

自分はこの責任を取るというものを明確に可視化できないかと考えた。
損失額を理解し、それを受け入れてトレードすれば良いのではないかと。
ここもやり方は様々だと思っているのであくまで持論として読んでほしい
FXなどでも損切を考えればいいことだが、実はFXの自由な性質がそれを難しくしていると自分は考えている。もう少し待てば、あと少し行けば、明日になれば、自分の思った方向に戻るのではないかというもので、しかもいつでもその境界ラインを変えることができるからだ

オプションはやり方によって、
損失額を事前に知ることができ、また最大利益を知ることもできる
そう損失額を受け入れることができなければトレードをやめればいいだけ。
ポジションを持ちたいのであればその損失額を受け入れるだけなのだ。
トレードをするうえでの責任が事前にはっきりしわかるのだ

そしてこの章ではもう一つ重要なことが書かれている。

マーケットがこの先にどう動くか知る必要はない
この言葉の解釈は更に難しいが、当然に勝つ姿勢でマーケットに向かい、負けることがあるという責任をしっかり取ってトレードするのであれば、どう動くかなは問題ではないというものだ。

本の中でも詳しくは語っていないが、勝つためにトレードを行うのであれば、その入るべきポイントはしっかりとわかっていることを当然として書かれている。
このことは実はゾーンという本の素晴らしい点で、初めて読んだ時、ある程度勉強して読んだ時、マーケットを俯瞰で見れるようになって読んだ時、その時のレベルによって解釈する内容、ポイントが違うように書かれている。入るべきポイントの部分については、上級者への答えを示しているものだと思うが、最初に書いたように勝ち続けるための精神を身に着ける本だ。
勝てる人がホントの意味で勝ち続けるための哲学書なので、このポイントはさらりと書かれているのだと思う

話を飛ばすが、この入るべきポイントもまたオプションでははっきりしている。
ここでは詳しく書かないので以下を復習で見てほしい。
オプション取引とは? 応用編④ IVのPOWER

長くなったが ゾーン第3章 どうだっただろうか?
もちろん書かれている10%くらいのことでしかまとめれていないのと、上で書いたように読む人によって解釈が違うこともあり、実際に本をしっかりと読んで自分なりに落とし込んでほしい。

マーケットに向き合う姿勢、是非とも身に着けたいね

ではでは

※上記に書かれていることは、この本を読んで自己分析した結果をアウトプットしたもの。
 すべての人に当てはまるとは思ってないので、自信で読んでしっかり解釈することを進める。

ぬぅさん

nuuinvestor.com

ライブドアショックでやられて投資をやめていたが、2020年より再度もう勉強の末に投資家として復活!今は米株オプションを中心に、米株、FXをやってます!

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