米株オプション 実践パート! コール売り戦略

どうもぬぅです

今日は自分のスタンスではないが
コール売り戦略というものを解説

このコール売り戦略は自分の手法ではないので、以下の本の力を借りることに。
オプションを始めたい人にはお勧めの本だ
基礎的な知識はこのブログとは違った形で書かれている。
自分も最初の頃に読んだので、
この本に書かれているコール売り戦略を読解していければと思う

世界一やさしいオプション取引の教科書1年生
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このブログ記事を見て、
少しでも興味を持った人は、上記の本を読んでみると良いと思う

何度方のブログにも書いているが自分はプット戦略がメインで、
その理由はこれまでブログに書いてきたそれは勝率が高いということもある。

この本に書かれているコール売り戦略だがこれもすごい勝率が高いようだ
著者:岩田さんがかかれているには90勝4敗という勝率で、すごい確率になっている。
明確には書かれていないが勝敗比率は少し高いのではないかなと思う。
1(勝った時):8~9(負けた時)
この勝敗比率は自分のやっているプット戦略とさして変わらない気もするが、
自分の目指すものは1:4~6推奨するので少しリスクが高い?と感じる

ただ本の方にも書かれているが、安全性の確保がカギと書かれているので、
このことと、勝率を考えると素晴らしい戦略なのではないかと思う

ではコール売り戦略とは何か?
①OTMコールオプションで条件を満たしたところで売り、株価が下がったところで買い戻す。
②リスクを回避するために、条件が合致するタイミングで売買する
③安全が第一で、地道に稼ぐ

この本の重要なポイントとして、けして大きく稼ぐ手法ではないとなっている。
ここは十分理解しなければならない

一つ個人的な意見を書く。
この紹介しているコール売り手法だが、米株オプション向きではないと見える。
日経225OP取引では熟知すれば有効だとおもうと伝えておく

記載されている内容で一つポイントがある。
コールを売るということはショートポジションを持つということになるが
コールがリスクを抱える場面は価格が暴騰する場面だ。
日経225先物での検証結果を記載しているが暴落に対いして、
暴騰しにくいという事実に基づいている手法

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話を進めよう。

この手法の条件、これを見たときに確かにと思う部分がある。
以下の三つがエントリー条件となるが、

①SQまでの残日数 20~50日
②プレミアム価格  15~20円
③権利行使価格までのマージン

と、この3つが取り上げられていた。

プット戦略と同じ考え方として、①の残日数は時間価値を考えると
このくらいが確かにベストだと思う。自分は30日を起点に考えて動くようにしている。

次にプレミアム価格に関して。
米株オプションではATM近くの無理しないと取れない価格だが、
ここは日経225の取引価格の大きさにも関わってくるのだろう。
日経225で10円~15円となると原資価格からそれなりに離しているポジションとなる。
これは価格が上がって来てもITMしないための対策の一つだろう。

三つ目のマージンの考え方は非常に面白い。
これはプット戦略で言うIVの部分に関係するものだが、
権利行使価格に届かない価格をヒストリカルボラティリティ(HV)から暫定で計算するものである。

以下の様な計算式で書かれている。
日経225先物の現在値 × HV × 0.6 = マージン

0.6というのは何の数字かは詳しく書かれていない。環境変化によって変動するとなっているので、
ここは多分著者の岩田さんのセミナーを受けないと教えてもらえない部分なのかなと思う

実際の計算式も見てみよう
日経平均2万円
HV15%
必要マージンは1800円となる。
21800円以上のコールを売るという手法だ。
※本の中ではなぜか数字が違うが、公式に当てはめると上記のようになる。

ここまではオプションをかじったことがある人であれば、書いている内容を理解できるのではと思う。
理解できない場合は以下に書くことを十分認識してほしい。

この本では3つの約束とされていることがある。
以下だ。
① オプショントレードに必要な基礎知識を完全にマスターする
② 別の投資、投機で経験を積んできたとしてもオプションでは初心者だと心得る
③ 資金管理のルールを徹底する

詳細は是非本を読んでもらいたいが、①と②は必須と言える。
今回のことを読んで???となっているのであれば、まだオプションには手を出さないほうが良い
オプションの基礎知識自体は一度認識してしまえばどんどん理解が深まる
乗り越える一線があるのだが、急にいろいろと理解でき始める
自分も実際にトレードを行うまでに半年勉強し、2カ月のデモトレードを行っている。
株やFXとは別物だと認識したほうがいい。

そして③はオプションをやる上で最重要。
この本では3分の1までしか資金を使ってはいけないと書いているが、基本自分も同じ様な考えだ。
以前に資金管理のブログを書いているので、是非読んでほしい。
米株オプション 実践パート! 資金管理&証拠金
この資金管理ができないと、暴落時に一瞬にして資産を全額失うことになる。

ちなみに日経225オプションをもし触るとなると、最低資金は200万としたほうが良いだろう。
これが最低資金だ。これより下だと無理することになるので、結局は資金管理に影響してくる。

厳しめに書くがちゃんと、理解し進めることがオプションで勝つための鉄則

では戻って、
コールオプション売り戦略のポジションを持つための最後の確認となる。
エントリー条件が3つそろっても、ポジションを持ってはダメな時がある。
それが3つの約束の③に当たる。

以下はオプションをするうえでどのような場合にも当てはまること
オプションはポジションを持っている間、証拠金がキーになってくる。
無理してポジションを持ってしまい、オプション価格が上昇した際には、
証拠金不足で追証もしくは強制決済されてしまうからだ。
資金管理の重要性はこういったところにもある。
オプション価格が跳ね上がるなどは良くあることだと思ったほうが良い
仮に100万しか持ってなく、証拠金が80万必要となったらこれはNGだ。
証拠金が20万~30万までのポジションで押さえることが重要だ。

そのためにも事前に証拠金を知る必要がある。
以前の記事でも紹介しているSBIのSPANシミュレーターなどがそのためのツールだ。
オプション取引とは? 応用編⑦ ギリシャ指標 その2

自分が持とうとしているポジション、
実際に持った時に資金の3分の1になっていればOKということだ。

ポジションを持った後のこともしっかりと書かれている
クロージングのルールだ。
オプション価格が5~10円下がれば、買い戻して決済するというもの。
ポジションを売っていたので、買い戻す作業となる。
価格から考えるとけして無理な数字ではなく堅実。
この戦略は確実に利益を摘み取っていくというものだろう

このようなクローズの価格差を設定しているのは、動きやすい値幅だからだと思う。
オプション価格はよく動くものだと思ったほうが良いが、
それ以上を超えるとあまり動かなくなるというポイントがある。
これはトレードを積んでいくうちに慣れてくると思うが、すぐに利益が出る方に動き始め
ある程度利益確保もできるが、その後は時間かけてもほとんど値段が変わらない。
もちろんSQ日の0円になるまで待ってもいいが、本では早々に利確できればすぐに次のトレード
に移ることができる旨も書いている。ここ部分は自分も同意するポイントだ
利益出ているのに、何らかの影響で反転するリスクもあるからだ。

あと迷う分部として、売りのポジションを持っているので、買い戻さなければならないという
部分は少し最初のうちは迷うかもしれないここは実践トレードで慣れればいいと思う

ということで、
オプション取引の教科書1年生からコール売り戦略を解読してみた。
こうやって一つ一つ人の手法を解読するのも、オプションを早く覚えるのに役にたつ。
是非とも基礎知識を付けて解読してほしい!

ではでは

ぬぅさん

nuuinvestor.com

ライブドアショックでやられて投資をやめていたが、2020年より再度もう勉強の末に投資家として復活!今は米株オプションを中心に、米株、FXをやってます!

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