
どうもぬぅです
今回は応用編に戻る
そして謎多きテーマ【ギリシャ指標】について書いてみる
以前にオプションの価格を決める要素を解説したと思うが
予習できているだろうか?
・時間的価値 (オプション取引とは その4 時間価値)
・権利行使価格 ※その4とその5を見て
・IVの変動 (オプション取引とは その5 インプライド・ボラティリティ)
勉強の進んでいる人は上記三つが関わっているのがすぐにわかると思う。
ではこれらをどのように組み合わせて計算されているかというと、
それがギリシャ指標と呼ばれる
デルタ、ガンマ、ベガ、セータ
となる。
そう、絶対に???になるのは間違いない。
自分もある程度理解を深めるまでは、基本的にずっと???だったが、
これまで同様になるべくシンプルに解説できればと思っている
まずはシンプルに
それぞれ計算式の名称だと思ってもらえればいい。
自分がそうだったように、無駄に考えても難しくするだけで
シンプルに考えることが前進する一歩となる
計算式は次回にするが、今回はそれぞれがどんな役割をしているのかを書く。
次回のブログと組合せ読むことでより理解が深まると思う。
デルタ
株価がいくら動いたら、どのくらいプレミアムに影響するかがわかる。
デルタは権利行使価格に影響する数値
ガンマ
株価がどれだけ動いたら、どれだけデルタ値を押し上げ、
デルタからの影響を増幅させるかがわかる。
ガンマはデルタに紐づいているので権利行使価格に影響する数値
ベガ
IVの変化がどのくらいプレミアムに影響するかがわかる。
ベガはIVに影響する数値
セータ
1日経過すると、時間価値の減少がプレミアムをいくら下げるかがわかる
セータは時間価値に影響する数値
以下はIB証券 TWSのオプショントレーダーの画面。
赤く囲っている部分がそれである
正直、米株オプションでのギリシャ数値はあまり使わないと思う。
自信のトレードスタンスによるので完全に使わないとは言えないが、自分はほぼ使わない。
ギリシャ指標が力を発揮するのは日経225オプションであることは伝えておく
あと上記のそれぞれの数値を見てほしい。
数値の値だが、
デルタ、ガンマは1以下の数値で表されることが多い。
見るサイトによっては%で表記されている可能性もあるが単純100かけたもの。
ベガ、セータは権利行使価格(ATM)を中心に上へ下へと値は小さくなっていく。
これらはそういったモノだと思えばいい。
マーケット側が提供してくれる数値で、自分もこれ以上深掘りしたことはないし、
どのように生まれているのかなど深掘りする必要はないと思う。
数値をどう考察するかの方が重要になってくる(日経225などで)
興味ある人はWikiで結構詳しく書いているので見ても良いかも。
ただ、、、以下の様なものも出てくるので気合入れてみる必要はある。
提供された数値を使って、それぞれの計算式で今後の動向を見ていくのだが、
ここからは次回にする
ではでは
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