学びの雑談 雇用統計とマンデート

どうもぬぅです

先日は米国の雇用統計の2021年6月4日発表あったね
皆さん以前のブログにも書いたように注目してただろうか?

まず結果を見てみよう
画像はBloombergから拝借
BB

市場予想67.5万人にたいして、55.9万人と市場予想を大きく下回った
失業率は前月6.1%から5.8%に低下。市場予想は5.9%だった

前回ほどのインパクトはなかったが、やはりまだまだ米経済の完全回復への道のりは途中段階
しかし前回から考えると大きく回復速度は加速している。

結果を受けてドルは売られ、株価の上昇へとつながった。
前日までの回復期待感から売られていたところからの反発で強い動きだった。
以下は世界の株価から先日の動き。
20200604米株

VIX指数は大きく下がり、米長期金利も低下。
市場が気にしているテーパリングもまだまだ先の事だということが考えられ、
投資家の安心感が広がったことからリスクオンの動きになった
米株市場はまだまだ上昇トレンドの中にあると言える
この調子で行くと、今月のFOMCを超えて8月のジャクソンホールでのテーパリング示唆が
一番可能性が高いと言われているが、一つFRBのマンデートにも注目しておきたい。

マンデートとは簡単に言うと経済の目標・使命を示すが、
FRBは2つのマンデートがありデュアルマンデートという
①雇用の最大化
②物価の安定

※日本は物価の安定のみ。
※マンデートは検索すると少し意味合いが違うので調べると面白いかも

①の雇用の最大化は今回の雇用統計と大きく関わる目標であるのは分かると思う
コロナの後に2068万の雇用がなくなったことを考えると、今回の数値ではまだまだ
ということがわかるあと700万人強の雇用が必要
雇用統計過去
※外為どっとコム

先月FRBの副議長クラリダさんが語ったように、FRBの目標達成には程遠いのだ。
ロイターで記事になっているので、こちらから

このことを考えると、CPIのなどの経済指標の上昇はもちろんだが、
雇用統計の数値が市場予想を大きく上回らなければ、FRBは舵を切らないのではないかと見える。
マンデートを無視して雇用の安定しない中、テーパリングを示唆することは限りなく無いに等しい
今月のFOMCでテーパリングが示唆されることはほぼないだろう。
7月の雇用統計が市場予想を大きく上回り、CPIなどのさらなる上昇を見せ
始めてパウエルさんが口にするかもしれない
市場予想の最速といわれるジャクソンホール会議が直近の気にするべきポイントなのは
現段階で間違いないと思う
仮にその前に示唆することがあったら、それはサプライズすぎて、
株式市場、為替のボラが跳ね上がるのは間違いない
このシナリオは頭の片隅に残しておく必要はある。そうなった場合多分自分はFXに飛び込む

これらを考えると株価はしばらく上昇の方へと走るのではないかと思う。
ここまでダウントレンドで動いていた分、先日の反発も強いものだった。
6月7月は調整が入りつつもだろう

経済指標の動向、米長期金利の動きなどは引き続きアンテナを張って監視

来週はどんな動きかな?
皆さんもいろいろとシナリオ考えて、トレードに生かそう

ではでは

ぬぅさん

nuuinvestor.com

ライブドアショックでやられて投資をやめていたが、2020年より再度もう勉強の末に投資家として復活!今は米株オプションを中心に、米株、FXをやってます!

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