
どうもぬぅです
今日の雑談は【優位性】と【待つ】
なぜ自分がこのテーマを取り上げたというと、自分が苦手だからだとしか言えない
そして内容はくどいかもしれないので
少し個人的なことだが、
十数年前、投資経験も浅く、ろくに勉強もせずビギナーズラックだけで小銭を稼ぎを株式投資で
進めていた時、2004年9月にライブドア事件に見事にやられた過去がある。
当時まだ仕事も駆け出しで、お金もなく借金して投資をしたがすべて失う
ホントに痛い経験だった。一瞬で消えるのだから。
そして今、2019年から猛勉強して投機・投資というものを再度やっている。
ブログで記録を残しているが、勉強と実践を繰り返す中で自分の性格上の問題に気付く。
それが待てない性格。諸突猛進タイプだ。
これが大問題だと気付いたのだが、頭の凝り固まった今、軌道修正するのは本当に難しく、
現在でも100%コントロールできているかというとできていない。
なぜこんなことを書くかというと、
【待つ】ことこそ、投機で勝つための最初に手に入れるべき武器だと思うからだ
このことだけは間違いないと100%言える。経験者だから
新たに投機の勉強を始め、ある程度知識を付けたところでそれなりに勝ち進んできた。
自分がやっていたのはFXだが、やったことのある人は分かると思うが、
全ての人が平等に、いつでも参加でき、いつでもやめることができるのがFXだ
これが、大問題だ。
勉強を重ねると見えてくるものがある。もちろん見えているものが正しいとは言えない。
しかし勝てる事実を知っていて無駄なことをしなければいいのだが、自分の知識外のところで
勝手に勝負をするために、根拠のない優位性を作ってしまうのだ。
ギャンブラー的感覚というか、ここのポイントは勝てるという間違った自信、勘というやつだ
今までずっと勝っていた自信が、負けを呼び込む形だ
正直言うと、以前よりもFXは勝てなくなっている
・勝手大金をつかんでやろうという欲
・ここで勝負しなければチャンスを失うという勝手な機会損失感
・無駄に見えてしまうチャートの形
シナリオも立てれる、結果的にその方向にも動く、しかし意図しない動きを察知した時に
無駄に離脱してしまうし、ポジションを持った時に確固たる根拠がないことが多い。
根拠がないから、エントリーも待てないし、イグジットも待てなくなる。
自分が思う勝てる方法とは
情報分析や、テクニカル、市場の動き、ポジションを持とうとする投機対象の方向性など
全てのことを考察したうえで優位性となるものを見つける。
もちろんその優位性も絶対ではない崩れた時のシナリオ
、なぜ崩れるのかという
別のシナリオも考えておかなければならない
そしてその優位性をもって、しかるべきタイミングでエントリーするポイントを待つのだ
自分の中の絶対的根拠をベースに、このラインまで戻ってきたらここをエントリーする、
ここをタッチしたらエントリーする、このラインを越えたらエントリーするなどだ
中途半端な状態でポジションを持った時、
こう動くはずだが逆に動き出したもう少し待てば自分の思ったところで止まるはずだが
止まらないなど、二重三重で予期せぬことが起こると精神はもろい。すぐに崩れる
そして待てるはずのものが、絶対に待てなくなるのだ
損切を決めていたはずなのに、その損切ラインすら待てなくなる。
結果的に焦りで損切するだけのポジションとなる
米株オプション実践パート! 利確と損切 で見せた
プロスペクト理論のグラフは覚えているだろうか?
まさにあの罠にはまっていくことになる。
そもそも投機とは人間の心情心理、思考的に不向きなもので、
勝率が50%50%というものは迷信だ
もう一度書く、迷信だ。ある特定のラインを乗り越えれた人だけがそうなる。
これは個人的主観もあるが最初は90%の人は負けるだろう
これはただ単に値がどっちに動くかという問題ではなく、
投機というシステム、そのシステムを使う手数料や提供者の思惑、情報が発信された際の受け取りスピード、時間など様々な要素があってのもの。何回も勝負し、負けをちゃんと経験しなければこのことは分からないと思う。
そしてこれこそが、多くの人が負けっぱなしで去っていく世界の現実だ
たいそうなことを書いているが、このことを聞くも聞かないも自分次第なので、
興味がなければ聞き流せばいいと思う
理解したところで、多分、行動に移せる人も少ないだろうから
自分は結果的に、このことを克服するために行きついたのがオプションだっただけの話。
色々な投資、投機があるが向き不向きもあるだろう。
自分はいつでも勝負ができるというのが、自分の弱点を大きくすることに気付いたので
それを乗り越えるために始めただけである。
FXは今でも大好きで進んでやるが、オプションのおかげで感情的には改善していると思う
これはまたゾーンという話とリンクしてくるので別の機会に話そうと思う
優位性
※自分が投機の勉強を真剣に始めた際に、感動した言葉で、絶対的な影響力を持った言葉。
専門的な言葉だが、効率的市場仮説とは全ての情報は市場に均等にいきわたりその商品価格を決定づけるもので、すべて情報・事情が反映されている凪の状態(ランダムウォーク)。そして優位性とはその均等の状態の中で生まれる偏りであり、市場はその偏りを埋めるべく動きだすための材料である。
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