
どうもぬぅです
連日下げ相場だった5月ですが、先日のダウより反発が始まり、
日経も大きく買われた今日なので、メモがてら導入のあいさつ
さて、
今日の応用編は、ホンマル といっても良いと思いますが、
合成ポジションについて書いていく
これは価格差を利用した方法だ順を追って説明するので読み進めてほしい
合成ポジションを単刀直入にいうと
売りと買いのポジションを同時に持つというやり方だ
売り買い同時???
そんなやり方では全然稼げないではないか収支+-0ではないか
と思う人がたくさんいるかと
なぜ売りと買いを同時にもって成立するのか?
その謎を説明していこうと思う
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以下、もう何度も本ブログに登場してるオプションの価格表。
これをじっくり見てほしい
何を伝えたいかというと、横軸を見てほしい
権利行使価格を中心に、コールもプットもそれぞれ値段がついているのがわかるかと
ATMとなる28000円はコールプット共に200円がチケット価格として存在する
少し下に下がって
例えば25000円
コールはITMしているのでチケット代が1500円
プットはOTMなのでチケット代が80円
多くの人はこのプットとコールという対の部分の価格差をイメージしたかもしれないが、
実はもう一つ重要な価格差がある
感のいい人は気付いてると思うが、縦軸での価格差だ
プットで説明してみる。
26000円ではプット価格が100円
25000円ではプット価格が80円
そう、オプションの特性でもあるように、ATMである権利行使価格から離れれば離れるほど、プレミアムチケットは安くなっていく
上記だとその価格差は20円となる。
これが重要だとわかるだろうか?
ここで価格差が形成されていて、考えようによっては20円の利益にもなるし20円の損失になる
上記の図の様に、コールにもその価格差は存在する
ではこの価格差をどのように、利益につなげるのか?考えてみよう
おさらいも含めてのことなので以下丁寧に書いていく
オプション価格は時間価値というもがあり、OTMの価格はSQが来ると0円になる。
買ったものも、売ったものも、期限が来れば0円になるということ
これを頭に入れて以下を書く
26000円のプットを売って100円の利益が出た。
25000円のプットを買って80円の損失が出た。
残っている損益は20円の利益
どうだろう?
この事実ワクワクしないだろうか?
売っ
てるし、買ってるのだ
売り買い同時にポジションを持つとは上記のことだ
期限が来たその時、売り買いのチケットは共に0円になるが、利益の20円はそのまま残る
これはオプションの特性が生み出す素晴らしい事実だ
もちろんこの方法は完ぺきではない
完ぺきに儲かる方法があればそれは取引として成立しなくなるからだ当たり前のことだが
この事実は十分に理解する必要がある!
ここでは簡単に書くがITMしたときには絶対に損失になる。
ITMすると売りポジションは権利行使され必ず損失になるからだ
しかしここで注目してもらいたいが、同時に買いポジションも持っているということだ。
この場合の買いポジションはリスクの軽減となる
大きくマイナスを出した売りポジションに対して、買いポジションは大きく利益を出している計算となる。差額分から導き出される損失で押さえれるということになる
これは計算でも事前にわかるので、また別の機会に説明しよう
ここまでの話をまとめると、
オプションはリスクが高く、大きく損をすることもあるし、大きな利益を出せることもある。
しかし大きな損をしたときは多分立ち直れないレベルだろう。
そんなリスクを小さくするのがこの方法だ
利点としてはリスクが小さくなる。欠点としては利益が小さくなる。
しかし勝率はあがり結果利益の拡大となる
最高でしょ
さて今日はここまでにするが、差額を狙ったオプション取引、理解できただろうか?
この合成ポジションの解説は基礎の基礎となる
ここに書かれている意味をしっかりと落とし込んでほしい
今日はここまで!
また次回!
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